2023年12月15日より、淡路島で作陶をされる大前悟さんのウェブ個展を開催いたします。
会期中に紹介する作品の中には、
日本の国宝茶碗にも指定されている本阿弥光悦(1558-1637)作の楽茶碗の写しもあります。この楽茶碗には「不二山」という銘がつけられ、本阿弥光悦が作った抹茶茶碗の中でも最高の一品として保存されています。
日本の芸術史の中で天才と称された本阿弥光悦。
2023年に光悦の謎に迫るテレビ番組がNHKで放送されましたが、その際に大前悟さんの抹茶茶碗が用いられるほど、大前悟さんは名品を再現することもできる実力派陶芸家として多方面から評価をされています。
本展では同じく本阿弥光悦が作った加賀光悦茶碗の写しや、不二山や加賀光悦茶碗の魅力をそのまま落とし込めた酒器、大前悟さんが独自に追及をする新作の志野茶碗やぐい吞など多数紹介をいたします。
ぜひご覧ください。